式根島の郷土料理4おいもシリーズ ア いももち 挽いた芋(すりいも)を作る。これは米がとれない式根島の保存食です。 1 芋は皮を剥き、切って柔らかくなるまで煮る。肉摺り機で割り箸くらいの太さに挽く。まあ普通の家ではすり鉢でつぶす。 2 生乾きになったら団子状にして、もう一度挽く。 二度挽にすると粘りと弾力が増す。 3 エンガとコチラで呼んでいる、木の枠(畳くらいの大きさ)に挽いた芋を並べて乾かす。完全に乾かすこと。これで割り箸くらいの乾燥芋が大量に出来る。 4 冷凍保存する。 これがすり芋。 保存食として常備食。 農協などで入手可能です。 でもまあ式根島だと、地元のオバアが分けてくれたりいたします。 いつもありがとうございます (=人=) さて、これに餅米を混ぜて、いももちなどを作ります。 1 餅米を水につけておいて蒸す。 この蒸す木のことをヤマトと新島では言うらしいですよ。 2 すりいもは直前に水洗いして、少し解凍してからヤマトで蒸す。 3 春の時点で冷凍よもぎがアル場合はここで解凍して細かく叩いておく。 4 餅つき器に餅米とヨモギをくわえて混ぜます。 これに蒸した芋を混ぜてまとまるまでまぜます。ぺったんぺったん。 5 または、餅つき機に砂糖を入れてよくツイテ、冷凍ヨモギと蒸した芋を混ぜてざっと混ぜて、餅つき器でぺったんぺったんする、というのもOK。 大きなバットなどに粉を打ち、食べやすい大きさにできあがったおもちをまとめます。好みでアンコをいれると更に幸せに。 芋 5・5Kg ヨモギ 380g もち米 2・0Kg 砂糖 20g 粉 300g できあがりは丸餅80gとして45個。 え?そんなに必要ないって?(笑 ジャンル別一覧
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